名前の由来｜守山市で整骨院ならまいれ鍼灸整骨院・整体院守山院

一人は、「いつもありがとう。いつもその笑顔を見るのが楽しみで来ているのよ。」と、自分がまだまだ何もできない新人の時からずっと自分の事を支えてくださっていた、とても笑顔が素敵なおばあちゃんです。私は、その日、その方の施術に入りました。
その時、院内はすごく混んでいて、頭の中で、「次もまた来るから今日はこのぐらいでいいや」と、思ってしまいました。その方は、次来られる予定をしていた日の朝、出かける準備をしている最中に、脳梗塞で倒れられ、二度とその笑顔を見ることが出来なくなりました。

もう一人の方は、ちょっと怖い感じのおじいちゃんで、貿易会社の社長さんでした。私が、初めて分院長をしたときの患者様で、院が全然軌道に乗らず、他の患者様がいない時でも、「ここは絶対大丈夫や。」と言って励ましてくださり、その言葉に本当に助けられました。
私は、施術後「次はこうしましょう！！」と言いました。「おう！わかったわ！次も来るわ！」と言って帰られました。その翌日、その方は交通事故で亡くなられました。

私は、後悔しました。その目の前におられる患者様に対して、自分はその一瞬に全力で関わることが出来たのか。簡単に「次は次は」と言っていたのを後悔しました。その時にもっとできた事は、なかったのか。

この院を開業する時、なぜ自分は開業するのか、なんでしたいのか、なんのためにするのか、すごく考えました。
目の前におられる患者様、その患者様とまた明日お会いできる保証はありません。
「もっとああしとけば良かった。もっとこんな事ができたかもしれない。」後になって後悔しても遅いです。

それは目の前の患者様だけでなく、一緒になって助けてくれる仲間や協力業者の方に対しても同じです。
つらい時、苦しい時、逃げ出したい時、そんな時に助けてくれたのが、仲間であり、患者様であり、自分の周りにいてくれた人達でした。

そんな人達がいたから、自分は成長できましたし、そんな人達がいたから今の自分があります。本当に感謝しかありません。

そんな自分が次は周りの人達に何ができるのか、こんな自分でも何かできることはないのか考えました。
その一瞬を大切にしたい、その一瞬を全力で関わりたい。その方と出逢えたご縁を大切にしたい。次は与えられる人間から与える事のできる人間になりたい。

私は、ここに来られる患者様、このまいれで働く人。
まいれに関わる全ての人とのご縁に感謝し、共に幸せになりたい、人と人との繋がりを大切にし、まいれに関わる全ての人に幸せになってもらいたいと思い、「まいれ」という名前にしました。

まいれ整骨院グループ　取締役代表：平石洋介

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